森の話

今年の森は6月の暇な時期に10日間ほど行ってきました。

 

フェリーで22時間、そこから車で4時間半もかかる北海道の小さな町です。

私の自己紹介欄にも載せていますが、20代の頃に開拓を行い、小さな小屋を建てました。

 

もう20年もたち、あちこち大分とくたびれて来ているので、年に1・2度行ってはメンテナンスをしています。

今年のメイン作業は、4年間継続しているガレージの完成です。

 

まずは、草刈!!

北海道とは言え、6月ともなると一気に暑くなり、少しでも日光が入るところがあれば、雑草が生い茂ります。

毎年到着して仮眠をしたら、一番に作業しなくてはなりません。雑草とは言っても皆さんが知っている川のほとりに生えているような物とは全然違い、車の背丈以上の「木」といっても過言じゃないくらいのレベルのものが生い茂っています。

到着したときは、毎年イチかバチかで車で突っ込みます。しかし、数日間草をかき分ける事もしたくないので、まずは草刈!。

今年はまだ、6月でしたので良い方でしたが、7月後半ともなれば建物も見えなくなるくらい成長してしまいます。 恐るべし雑草魂。

突っ込みまくり

近くの製材所で切ってもらった材料を搬入。

私のステップワゴンの限界ギリギリまで突っ込んで帰ってきました。(近くの製材所と言っても車で40Km離れてます)積み下ろしだけでも重労働。

晴れた日に材料を地面に広げ天日干しして乾燥させた後、本職の登場。

HVLPを使い、一気に塗装。今回は”VATON”という日本の塗料を使いました。

アマニ油などが主成分の自然系の塗料です。

 

そんなこんなで完成した写真が、一番上の写真です。

一度では色がしみ込んで乗りづらく、写真を撮った後にもう一度きっちり塗りなおしました。

年に数日しか作業ができないため、ここまで4年もかかってしまいました。

一年目に基礎を打ちブロックを積んで、

2年目に大工仕事で棟上げ。

3年目で屋根がついて、

4年目で要約外壁と入り口の扉。

当時なら、半月仕事だったのに・・・。マーしょうがない。

 

 

 

 

 

 

 

 

ライフライン事情

皆さん不思議に思っているでしょうけど、森の中でどうやって生活しているの?と

もちろん電気もガスも水道も何も通っていません。携帯の電波だって入ったり入らなかったり。

簡単に説明しておきます。

電気はソーラー発電と車のオルタネータ(発電機)。そこで発電した電気を車と同じバッテリで貯電しておく。

左上の写真のようなバッテリーを幾つか使用する。

しかし、車の電源では直流12Vのため一般的な家電は使用できない。

家のコンセントは日本の場合、交流100Vで 50/60ヘルツで電圧を高めて遠くの家まで電気を供給している。

そこで登場するのが”インバーター”という機械です。(写真中)

これでDC12VをAC100Vに変換してくれます。これを使えばテレビも電気も普通の家と同じように生活ができるのです。しかし、大きな電気を使用する電子レンジやモータを使用するポンプや洗濯機や電動工具は使用できません。これらを使う時は最終手段の”発電機”を使用するしかなくなります。しかし燃費悪いし、音がうるさいしあまり使用したくありませんね。

電気は太陽光と曇っていて発電しないときは、車のアイドリングで不通の生活はおくれます。

水については、地下の井戸水を使用しています。

地下から(写真左下)のポンプで上げて使用しています。100mくらい離れた所に小川が流れていますが、井戸水の方が安心です。

ガスはほとんど必要ありません。コンロはカセット式のコンロで十分ですし、暖を取るときは薪

を使用します。お風呂を沸かす時も薪です。みなみなさん知らないでしょうが、いまだに薪用の風呂釜が売っているんですよ。

それと一番下の写真は今年仕入れた最新式の薪ストーブです。

小樽のメーカの新商品で一目ぼれして衝動買いしてしまいました。前の薪ストーブも住んでいたわけではないので、17年近くは持ってくれてたので、このストーブも買い替えは20年後かな?

 

 

 

 

 

 

20年間の経年腐食実験

母屋の屋根はこの建物の中でも私がこだわり抜いた”シダーシングル”という屋根で木の板が屋根全体で約2300枚貼ってあります。材料はウエスタンレッドシダーといういわゆるヒノキ科の米杉で、腐れに強く切ると強い香りがする木材です。20年も前、これを一枚一枚玄能(トンカチ)を使ってトントンして貼って行きました。当時の作業で一番きつかったー。でも仕上がってみるとやはり苦労した甲斐があり、20年もの間頑張ってよかったー。と見るたびに思います。

しかし20年の月日が流れ冬は凍り付き、夏は直射日光に耐えて、あちこち傷んできてしまいました。12mmの板を並べて打ち付けて何時まで持つのか半信半疑で作っていましたが、私の想像を上回る耐久性がありました。

今回ば部分的に傷んでいるところを剥がし、新しい板を張る作業でしたが、腐食が無い板は未だ材料として生きています。上を歩いても問題なく歩けるくらい頑丈でした。

3年前まで母屋のすぐ横にハリギリと言う木の大木があり、その葉に着いた露が腐食がひどかった所周辺に大きく関わったと考えられます。(早く倒しておけば良かった。。)

でも、伊勢神宮でも出雲大社も20年で式年遷宮しているくらいなので、持っている方なのかな??

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