神戸 ポートアイランドへ

今日は、久々に神戸現場。

古き良き港町。大好きな町のひとつです。

相変わらず阪神高速3号線は混んでるなと思いつつ、橋を渡りポートアイランドへ参りました。

ここは、あのIKEAやコンピュータの「京」がある島で、神戸空港にもつながっています。

お仕事はというと、

新築工場の外壁凹み。

毎日、こんなメールが送られてきて「これ、行けるか?」と電話がかかってきます。

よくあるキズです。さすがにこれくらいの凹みで引き渡すと怒られてしまいますよね。

 

まずは、膨れていると補修ができないので、膨らんだ分をどうにかします。

 

 

 

「凹みって膨れるんですよ。」おかしなこと言っているようですが、凹みができる際に材料への負担や逃げ場がなくなるとそれが膨れ上がってくるんです。大概の凹みの回りはどこかしか膨れてます。

まずは、どこがどのくらいへ込んでいて、どこがどのくらい膨れているか見極めることが重要です。

微妙な歪みでさえ、仕上げた時に出てきます。逆に仕上げるまでわからないんですよ。プロにでも。

ですからこの辺は丁寧に仕上げてゆきます。

膨れがあるところを、切り取る か 叩き込む か 削り取る か何らかの方法で面(つら)下まで持っていきます。

それから、板金などで使う二液性のポリエステルパテというものを充填します。これも丁寧に仕上げるには2・3回に分けて充填します。

次にサンドペーパーなど削って面(つら)を出します。(補修用語で面出しと言います)

 

 

 

 

 

そして登場!デカブラシ!。

今日はタッチアップの豆缶があったので、調色の一工程飛ばすことができました。

今日の現場は港沿いにあり強風が吹いていたため、塗料が流されないか心配ですが使ってみることにしました。というか使わないと今日の作業が出来ないので、使わないという選択肢はないのですが・・。

タッチアップの塗料は、筆塗りで使用するよう粘度が大分濃く出来ています。

タッチアップの塗料というのは筆塗りように作られているため粘度が非常に高く作られています。

なので、まず倍ほどに薄めエアブラシで吹けるように濃度を調整します。(倍でも十分色は付きます)

塗料の入ったカップを倒さないように注意して。 よくやるんです気が散ると「あっ!!」って。

 

 

 

 

 

どうです?わからなくなってきたでしょ。

徐々に自分でもわからなくなってくる瞬間が補修をやっている醍醐味なのでしょうね。

それと、ここでも仕上がりの良し悪しが出るんですよ。ポイントは”濃淡をコントロール仕切ること”です

スプレー缶だと一定の濃度の塗料が一定の圧力でしか吹くことができません。

消したい所は集中的に濃く、そこから徐々に薄めてゆ徐々に広範囲に。細かく分ければ分けるほどグラデーションが奇麗に出て分かりずらくなります。

私の場合は最終的にほとんどシンナー状態まで持ってゆきます。ですから大きい傷の方が楽な時もあります。アンピの幅でも部分でぼかすことがありますが、こちらの方が苦労します。

 

 

デカブラシなどの”ガン吹き”をすることは面倒ですが、使う価値は十分あると思います。

大きな現場でほかの補修屋さんがサッシの水切りなど補修した後がありますが、「あ、ここやってる」「手つけてない」と分かってしまいます。確かに同じ色が付いているのですが、わかるんです。「このスプレー吹けば同じ色になるし。」って教わったのでしょうが、何か違うように感じます。

 

作業後の評価で大きく変わることがわかります。今日も監督自ら寄ってきて「何処やったのか全然わからなかった」とありがたい言葉頂きました。感謝。感謝。